不動産を共有するとトラブルになることも

共有不動産の売却は、親兄弟のきずなに関係しているので、トラブルに発展しやすいものです。

 

「あれほど仲の良かった兄弟が骨肉の争いを繰り広げる」ケースも決して珍しくありません。

 

一方、多くの人と物やサービスを共有するシェアリングエコノミーは、身近なものでは、シェアハウスやシェアカーなど形になっているものから、家事代行や仕事の分担など、見えない部分にも浸透しています。

共有(シェア)は古くて新しい概念

シェアというと、なんだか新しい言葉のように聞こえますよね。しかし日本語にする共有なら、昔から利用されているのです。

 

例えば、マンションにお住まいの方なら、専有部分と共有部分の言葉をよく耳にすることでしょう。

 

共有部分は実は専有面積の割合に応じて、持分が決められているのが一般的です。

 

他にも、ゴミ集積場所の持分も決まっていることがあります。

 

ここからは共有(シェア)の良い点と気になる点を解説していきます。

共有(シェア)の一般的なメリット

シェアリングエコノミーでは一緒にモノやサービスを使う相手は、広く募集されていることが一般的です。シェアカーもシェアハウスもホームページで不特定多数の人を募集していますよね。

 

広く募集を行っているということは、退会手続きも簡単に行えるということでもあるのです。

 

シェアカーでは、他の利用者の顔はあまり見えませんよね。専用駐車場で次に使う人が待機していなければ、共有している人同士の交流も生まれません。

 

反対にそのようなユルイ関係を好む人は都市部には多く、シェアカーが人気になっているのかもしれません。

 

一方、相続や結婚などで共有名義にした不動産は、血縁や家族関係が基本になっている分、結びつきはしっかりしています。

 

シェアの一般的なメリットは、経済的な負担が少なく、資産を使えることが中心になります。

 

高価な持ち家もお金を出した割合で夫婦や兄弟間で、共有できたら、まるまる全体を購入するよりも、少ない負担で家に住み続けることが出来るのです。

共有(シェア)の一般的なデメリット

シェアハウスでは、リビングやキッチンが共有スペースとして提供されているのが一般的です。賃料が安くても、苦手な同居人が居ては、なかなか生活は楽しめないかもしれません。

 

このように、人間関係が濃い共有サービスを利用する際は、他の利用者との円滑なコミュニケーションが要求されることもあるのです。

 

人間関係が苦手な人はなかなかシェアハウスを利用するのは厳しいといえそうです。

 

共有名義不動産も、家族関係が良好なら問題は表に出ることはありません。

 

しかしお金が必要になると、状況が変わってしまうことになりやすいです。

 

お金に困った共有者が他に換金できる資産がなければ、仕方なく自分の住んでいる建物を売却することも頭に浮かぶはず。

 

ところが、不動産全体の売却には、共有者全員の承諾がなければできません。

 

反対に、一人の共有者の意見で、全体の売却が出来てしまったら、残りの共有者は住む場所が無くなってしまい困ってしまいますよね。

 

このように、共有不動産全体は、他の共有者の同意なくしては行えなくなっているのです。

 

それは、関係が良い時は安心なのですが、関係が悪くなったり、お金に困った共有者が出てきたりした時はかえってデメリットになってしまうのです。

 

それは、自分の所有不動産にもかかわらず、自由に売却して換金出来ないからです。

 

もし、不動産の価格がピークの時に売却できたら、お金の問題も解決していたかもしれません。

 

そして、不動産価格が下落して、売りのタイミングを逃してしまったら、共有者同士の関係は崩れてしまう可能性だってあるのです。

共有持分のアパート経営は大変だった

兄弟でアパートを経営したことがありました。経営といっても管理会社へ丸投げ状態だったので、あまり手間はかかりませんでした。

 

それでも、退去者が出たときの室内リフォームは年間数件あったので、そのたびに管理会社から見積書が送られてきたのです。

 

その後、共有者の兄に見積書を見せて、問題がなければ内装工事に入るのですが、見積書を見ても使用する部材や作業料に関しては適正な価格が分からないので、見積書の通りに工事を行ってもらったのです。

 

築年数の経過とともに、退去率が増えてきて、修繕費用が昔よりも多くなってきたので、自分の持ち分だけでも売却しようとも考えましたが、1/2をまったく関係ない第三者が取得するとなると、トラブルの原因になってしまうと思い、兄に自分の持ち分の買取を打診しました。

 

幸い兄は快諾して、持ち分の買取をしてくれることになったのです。

 

その後は、適正価格で買い取ってもらえるように、不動産会社2社に見積もりを取ってもらい、売却が成功しました。

 

共有持ち分のアパートは迅速な対応という面では難があり、株のように簡単に売る事もできないので単独名義に切り替えたり、持ち分を売却したりすれば、双方にとってメリットがあると感じました。

共有部分の売却は仲介業者が第一候補

兄弟関係を壊すことなく、共有部分のみ売却したいなら、他の共有者に買い取ってもらう方が円満な解決に結びつくことも考えられます。

 

前提条件として、もう一方の共有者にお金があることが必要です。共有関係が解消したら、すべての不動産を手にした共有者は、今後は自由に不動産全体を売却できるようになるので、将来のトラブルの芽を事前に摘み取ったことにもなるのです。

 

共有部分の売却では、買取業者と仲介業者の2通りのパターンで売却できることを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

 

買取業者といっても、実はそのまま共有部分を持ち続けることは少なく、第三者に素早く売却してしまうことが多いようです。

 

そうなってくると、困るのは他の共有者と、新しく共有関係になった第三者(買い主)となります。今後はまったく見ず知らずの人同士が共有関係で結ばれてしまうことになるのです。

 

そのようになるのなら、別の解決方法で共有関係を解消した方が、のちに禍根を残すこともないですよね。

 

そこで登場するのが、共有部分をさまざまな方法で解決してくれる、仲介業者です。

 

兄弟や家族と話し合える関係のうちは仲介業者に解決を依頼し、行方不明になってしまうなど、どうしても他の共有者との話し合いが出来ないなら、仲介業者以外にも、買取業者にも問題解決を依頼してみると良いかもしれません。

 

「実は共有不動産のことで悩んでいる」という方は多そうですよね。多くの人は、お金がなくて売却したくても、言い出せないはずです。

 

「お金が無いというのは」他人にはもちろん、兄弟にも言いたくないものだからです。

 

しかし、売却してしまえば、それまでの悩みがウソのように、スッキリ問題が片付くことも確かです。少しの勇気があれば、共有不動産の悩みもきっと解決に向かうことでしょう。

「お困り不動産どうする」なら売却難易度の高い物件の買取も任せられる

不動産は買い時よりも売り時がむずかしいですよね。すぐに売れるなら良いけれど、権利関係が複雑なものやさまざまな理由で売却できない不動産をかかえてしまうと、収入よりも支出が大きい逆さやになってしまう可能性も高いです。

 

特に空き家などは収入はゼロにもかかわらず、支出は一定金額あるので、資産というよりも負債に見えるのはもったいないですよね。

 

誰からも見向きもされないような不動産を、買い取ってくれる業者を見つけてくれるのがお困り不動産どうするです。

 

不動産会社といっても、仲介会社ではなく、買い取り会社しか登録できないシステムになっているので、スピーディな現金化も可能です。

 

底地、再建築不可、空き家などをお持ちの方で、資産を現金に換えたいと思われるなら、お困り不動産どうするに一括査定してもらうと良いでしょう。

 

売りにくい、「共有持分」でも相場相当の価格で「高く」買い取れる!

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